
HTTPメソッドとは?基本をしっかり理解しよう
インターネットを使ってホームページにアクセスしたり、データを送ったりする時、私たちは「HTTPメソッド」という言葉をよく耳にします。でも、HTTPメソッドって一体何なのでしょうか?このブログでは、HTTPメソッドの基本について分かりやすく解説します。
1. HTTPとは?
まず、HTTPという言葉から説明しましょう。HTTPは「HyperText Transfer Protocol」の略で、ウェブページやデータをインターネット上でやり取りするためのルールのことです。これを使うことで、私たちはウェブブラウザを通じて情報を取得し、送信することができます。
2. HTTPメソッドの種類
HTTPメソッドにはいくつかの種類があります。その中でも、特によく使われる4つを紹介します。
メソッド | 説明 |
---|---|
GET | サーバーからデータを取得するためのメソッド。例えば、ウェブページを表示するときに使われます。 |
POST | サーバーにデータを送信するためのメソッド。例えば、ブログにコメントを投稿する時などに使われます。 |
PUT | サーバー上のデータを更新するためのメソッド。例えば、既にある情報を修正する時に使います。 |
DELETE | サーバー上のデータを削除するためのメソッド。例えば、投稿を削除する際に使われます。 |
3.HTTPメソッドの使い方
HTTPメソッドは、ウェブサイトのバックエンド(サーバー側)で使われることが多いですが、私たちユーザーが直面する場面でも多く目にします。たとえば、ホームページを見ているときにURLを入力してエンターキーを押すと、自動的にGETメソッドが使われてそのページが表示されます。逆に、何かフォームに情報を入力して送信ボタンを押すと、POSTメソッドが使われてデータがサーバーに送信されるのです。
まとめ
今回はHTTPメソッドについて基本的なことを説明しました。インターネットを利用する上で、HTTPメソッドの理解は重要です。これを知ることで、ウェブの仕組みをより深く理解できるようになるでしょう。これからもいろいろなインターネットの仕組みについて学んでいきましょう!

httpメソッド options とは:HTTPメソッドの中で「OPTIONS」というものがあります。これは、特定のリソースがどのようなオプションや手段をサポートしているかを確認するためのものです。ウェブサイトを作っているとき、時々そのリソースがどのように扱えるのかを知りたいことがあります。例えば、どのHTTPメソッド(GET、POST、PUTなど)が使えるのか、どのヘッダーが必要なのか、または他の特別な情報があるかを確認するのです。 OPTIONSメソッドを使うと、サーバーはそのリソースについての情報を返してくれます。例えば、「このリソースに対してGETメソッドは使えますか?」という問い合わせをしたとき、サーバーは「はい、使えます」とか「いいえ、使えません」といったように答えてくれます。このように、OPTIONSはウェブの世界で重要な役割を果たしています。 特に、API(アプリケーションプログラミングインターフェース)を利用する際には、どの操作ができるのかを事前に確認するのに役立ちます。OPTIONSメソッドをうまく使うことで、ウェブサイトやアプリケーションの開発がスムーズに進むのです。簡単に言えば、OPTIONSはウェブ資源が持っている機能を確認するための便利な方法というわけです。
GET:サーバーからデータを取得するためのHTTPメソッド。主にリソースの取得に使われ、ブラウザでURLを入力すると自動的にGETメソッドが使用される。
POST:サーバーにデータを送信するためのHTTPメソッド。フォームの送信など、データを作成・更新する際に使用される。
PUT:リソースの完全な更新を行うHTTPメソッド。指定されたリソースに新しいデータを上書きする。
DELETE:指定されたリソースを削除するためのHTTPメソッド。サーバー上のデータを削除する際に使われる。
HEAD:GETメソッドと似ているが、レスポンスにボディを含めず、メタ情報のみを取得するHTTPメソッド。
OPTIONS:クライアントがリクエストしたリソースに対して、サポートされているHTTPメソッドを確認するために使用される。
PATCH:リソースの部分的な更新を行うためのHTTPメソッド。既存のデータの一部を変更する際に使用される。
HTTPステータスコード:HTTPメソッドを使ったリクエストに対するサーバーの応答を示す数値。200(成功)、404(見つからない)など、多くの種類がある。
レスポンス:サーバーがクライアントからのリクエストに対して送信する情報のこと。HTTPメソッドの結果を含む。
URI:Uniform Resource Identifierの略で、リソースを一意に識別するための文字列。URLもURIの一種。
リクエストメソッド:HTTP通信において、特定の操作をサーバに要求するためのメソッドのこと。主にGET、POST、PUT、DELETEなどがある。
HTTPメソッド:HyperText Transfer Protocolの略で、Webサーバとクライアント間でデータをやり取りするための標準的な操作の方法を指す。
通信方式:データを送受信する際の方法や手続きを表す言葉で、HTTPメソッドはこの一部を成す。
APIメソッド:Application Programming Interface(API)において、リクエストを送信する際に使うメソッドで、HTTPメソッドを利用することが多い。
メソッド:この場合、HTTPやAPIにおける特定の操作を実行するための手段を指し、GETやPOSTなどもその一種である。
GET:GETメソッドは、サーバーからリソースを取得するために使われるHTTPメソッドです。主にウェブページを表示する際に使用されます。
POST:POSTメソッドは、サーバーにデータを送信するためのHTTPメソッドです。主にフォームの送信やデータの登録に使用されます。
PUT:PUTメソッドは、指定したリソースを更新または新規作成するために使われます。RESTful APIでデータを更新する際によく使用されます。
DELETE:DELETEメソッドは、指定したリソースを削除するために使用されるHTTPメソッドです。データを削除する際に使われます。
PATCH:PATCHメソッドは、リソースの部分的な更新に使われるHTTPメソッドです。すべてのデータを送信するのではなく、変更部分のみを送ることができます。
HEAD:HEADメソッドは、GETメソッドと似ていますが、レスポンスボディを返さず、ヘッダー情報のみを取得します。リソースのメタデータを確認する際に使われます。
OPTIONS:OPTIONSメソッドは、特定のリソースに対してサポートされているHTTPメソッドを取得するために使用されます。通常、CORS(クロスオリジンリソースシェアリング)の設定などで使われます。
301リダイレクト:301リダイレクトは、リソースが恒久的に別のURLに移動したことを示すHTTPステータスコードです。SEO対策でよく使用されます。
404エラー:404エラーは、リクエストしたリソースがサーバー上に存在しないことを示すHTTPステータスコードです。ユーザーがページを見つけられない際に表示されます。
HTTP/HTTPS:HTTPはHypertext Transfer Protocolの略で、ウェブ通信のためのプロトコルです。HTTPSはそのセキュア版で、暗号化された通信を提供します。
REST:REST(Representational State Transfer)は、API設計のアーキテクチャスタイルで、HTTPメソッドを利用してリソースを操作します。