「リゾルバー」とは、主にコンピューターネットワークの中で使われる言葉で、特に「DNSリゾルバー」という形でよく聴かれます。では、DNSリゾルバーとは一体何なのか、どのように働くのか理解しやすく見ていきましょう。
DNSって何？
まず、DNS（ドメインネームシステム）とは、インターネットの住所を管理するシステムです。私たちがウェブサイトにアクセスする時、URLを入力しますよね。例えば、「www.example.com」というURLです。このとき、私たちの目には見えない「IPアドレス」という数字のような住所に変換されて、ネットワーク上で情報がやり取りされます。
リゾルバーの役割
ここで登場するのがリゾルバーです。リゾルバーは、私たちが入力したドメイン名（URL）をIPアドレスに変換する役割を持っています。実際にどのように働くのか、簡単な流れを見てみましょう。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1 | ユーザーがブラウザにURLを入力する。 |
| 2 | リゾルバーがそのURLをDNSサーバーに問い合わせる。 |
| 3 | DNSサーバーがIPアドレスを返す。 |
| 4 | リゾルバーがそのIPアドレスをユーザーのブラウザに伝える。 |
| 5 | ブラウザが指定されたIPアドレスのウェブサイトにアクセスする。 |
このように、リゾルバーがいるおかげで、私たちは簡単にウェブサイトにアクセスできるのです。
まとめ
リゾルバーは、インターネットの中で非常に重要な役割を果たしている存在です。私たちが普段使用しているURLを、IPアドレスへと変換し、スムーズな通信を実現してくれています。リゾルバーがあることで、インターネットがもっと便利に、分かりやすく使えるのです。
route53 リゾルバー とは：Route 53リゾルバーは、Amazon Web Services（AWS）が提供するDNSサービスです。DNSとは、インターネット上での住所帳のようなもので、人間が理解できる名前（例：www.example.com）をコンピュータが理解できるIPアドレス（例：192.0.2.1）に変換する役割があります。Route 53リゾルバーは、特に企業や開発者向けに、シンプルかつ効率的にDNSの問題を解決する手段を提供します。このサービスを使うと、自分のウェブサイトの名前を管理しやすくなり、訪問者が簡単にアクセスできるようになります。また、自動的にトラフィックを分散させて、サーバーに負担をかけにくくする機能も備えています。これにより、ウェブサイトの安定性が向上し、訪問者にとっても快適な体験を提供できるのです。技術的な知識があまりない方でも、このサービスを使うことで、ウェブサイトの運営がスムーズに行えます。AWSのドキュメントも充実しているため、サポートを受けながら使い始めることができる点も魅力的です。
DNS：ドメインネームシステム（DNS）は、ウェブサイトのアドレスをIPアドレスに変換するシステムです。リゾルバーは、DNSの一部として、ユーザーのリクエストに応じてドメイン名を検索し、対応するIPアドレスを取得します。
IPアドレス：インターネットプロトコルアドレスの略称で、ネットワーク上の各デバイスを一意に識別するための番号です。リゾルバーは、Webサイトのドメイン名をこのIPアドレスに変換します。
クエリ：リゾルバーがDNSサーバーに送信するリクエストのことです。特定のドメイン名に対してどのような情報を取得したいかを示すものです。
キャッシュ：一度取得したデータを一時的に保存する仕組みです。リゾルバーは、以前に取得したDNS情報をキャッシュしておくことで、再度同じリクエストがあった際に迅速に応答します。
ドメイン名：ウェブサイトを特定するためのアドレスのことです。例えば、‘example.com’ などがドメイン名で、リゾルバーはこの名前をIPアドレスに変換する役割を担います。
リゾルバ：通常リゾルバーとほぼ同義で使用される用語で、DNSクエリに応じてドメイン名を解析する役割を持ったコンポーネントのことを指します。
TLD：トップレベルドメインの略で、ドメイン名の最上位部分を指します（例：.com、.jpなど）。リゾルバーがドメイン名を解決する際に、この情報も考慮されます。
解決者：問題や課題を解決する役割を持つ人やシステムを指します。
判読器：特定の情報やデータを理解、解釈するための仕組みやデバイスを指します。
識別子：特定のサービスやデータを識別するための符号や名前を指します。
ドメインネームサーバー（DNS）：インターネット上でドメイン名をIPアドレスに変換し、リクエストを適切なサーバーに振り分ける役割を果たします。
名前解決機：ホスト名をIPアドレスに変換するプロセスや専用の機器を指します。
DNS：DNS（ドメインネームシステム）は、インターネット上のドメイン名をIPアドレスに変換するシステムです。リゾルバーは、DNSクエリを処理して正しいIPアドレスを取得します。
リゾルバ：リゾルバは、DNSクエリを送信してレスポンスを取得するソフトウェアや機能のことです。DNSサーバーと通信し、名前解決を行います。
キャッシュ：キャッシュは、一度取得したデータを一時的に保存しておく仕組みです。リゾルバーは、以前に解決したドメイン名の情報をキャッシュに保存し、再度のクエリを速くします。
レコード：DNSレコードは、ドメイン名に関する情報や設定を持つデータのことです。Aレコード（IPアドレス）やCNAMEレコード（別名）など、様々なタイプがあります。
ネームサーバー：ネームサーバーは、DNSレコードを保持するサーバーで、リゾルバーからのリクエストに応じて情報を返します。ドメイン管理には必ず設定が必要です。
クエリ：クエリは、リゾルバーがDNSサーバーに送信する質問のことです。例えば、特定のドメイン名に対応するIPアドレスを尋ねます。
フォワーダー：フォワーダーは、リゾルバーが他のDNSサーバーにクエリを送信する際に使用するサーバーです。必要に応じて別のサーバーに処理を依頼します。
ゾーン：ゾーンは、DNSの管理単位で、特定のドメイン名やそのサブドメインに関するレコードが含まれています。各ゾーンには、一つ以上のネームサーバーが存在します。
TTL：TTL（Time To Live）は、DNSレコードがキャッシュとして保存される最大時間を示します。この時間が過ぎると、リゾルバーは新たに情報を取得します。
リゾルバーの対義語・反対語
リゾルバーの対義語は？
レゾルバとは？ 構造・原理・メリット・デメリット・用途を解説
1.1.1.1 とは？DNSリゾルバーとは？ | Cloudflare
リゾルバー（resolver） とは？ 意味・読み方・使い方 - goo辞書
リゾルバーの関連記事
リゾルバーを【毒舌】で語ると
インターネット・コンピュータの人気記事
